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山口県光市周防小学校近辺 紅葉院と河野通直の墓 2010-9-4  





山口県光市周防小学校近辺    
紅葉院と河野通直の墓の紹介 
   2010-9-4 

  紅葉院と河野通直( かわのみちなお)、守田家について 

周防小学校の裏の大きな楠の下に、河野通直の墓(三重囲層塔〕がある。
河野氏の祖先は.伊予国(今の愛媛県)の豪族で、伊予匡の守護職
(その地方を治める武士)や周防国の守護職にもなっている。
その河野氏の血縁で小周防の地に住み着いた守田氏が、を建て、
「紅葉院」と名付けて弔った。
現在は寺院としての紅葉院は.同じ周防の渓月院に併合されている。
紅葉院の系譜を引く「守田家は県道を挟む東側にあり、家系図や家宝
の梵鐘をはじめ、古文書など、たくさんの文物を保存している。
紅葉院の名にふさわしく、お屋敷も当家へ登る道筋も、紅葉に囲
まれている。

[國廣哲也書 光市文化財研究会刊 光市史跡探訪第2集]


  現在の守田家について 


 光市小周防中郷
守田家は紅葉院の住職であった。
古文書など、たくさんの文物は保護のため県立図書館に保管されている。
家宝の梵鐘のうち小さなものは光文化センターに保管されている。
確認したところ文化財であり倉庫に保管され展示はしていない。
梵鐘の大きなものは棺に納めて埋めてある。場所は分かっている。
過去に掘り出す計画もあったとことである。

 河野通直の墓石は過去にはお参りする方がおられたが今では殆どなく、
守田家の奥さんが年4回雑草を刈っておられる。

今回の撮影は草刈の後とのことである。一人で2日ぐらいかかり大変と言われた。
紅葉院は明治の廃仏毀釈運動で渓月院に併合された。紅葉院の場所は河野通直
の墓の近くという説と守田家墓地の現在栗が植えてある場所という説もあっ

たといわれた。
[守田家の奥さんに教えて頂いた]

山口県光市周防小学校近辺 河野通直の墓と守田家 の場所




  守田家 スナップ写真




すぐに溜池


参道のような長い道


光市名木 NO.109オオモミジ 3本立


光市名木 NO.109 オオモミジ
樹高 15m 幹周 3本立 2.85m 樹齢不明
名木指定以外に大小合わせて20本のモミジがある。
 





入口



以前は藁屋根



守田家墓地










墓地の前が広く現在栗を竹を除けて植えてある。
この場所に寺院があったという説もある。





倉には古文書はない。







 

格式が感じられる旧家である
 
            

守田家庭園


 



  河野通直の墓 スナップ写真


周防小学校 光市大字周防1587


  周防小学校の裏の大きな楠 ここに河野通直の墓


周防小学校の裏


周防小学校の裏


河野通直の墓(三重囲層塔〕



















感 想 そ の 他
守田家は初めての訪問である。
道路のそばにありながらであった人に尋ねてもすぐに分からなかった。
格式の感じられる旧家でモミジが沢山群生し、時期には有名な写真家が 訪れる穴場とのことである。
秋には是非訪れたい。
奥さんには墓地にも案内して頂き、親切に教えていただいた。



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