天然記念物余田臥龍梅 の説明板 |
紅がく、白花、一重小輪の野梅性の老樹であるこの臥龍梅は、 室町時代のものと伝えられてられています。 指定時は、根元の周囲約5.5mで、ここより四本の支幹を 出していましたが、これらは老いて枯死しました。 現在の独立している株は、以前、四方に伸びていた枝が地面 についた部分から生じた新株で「飛梅」と呼ばれ、現在十数本が、 毎年みごとな花を咲かせています。 全国でも大変珍しい姿のこの梅は、往時枝の張る様が、まるで龍 の臥す姿に似ていることから臥龍梅と呼ばれ、親しまれていました。 かって、この地は梅林と呼ばれるほどでありましたが、明治維新前、 田畑にするため、中央の老樹一本だけを残して他はいずれも伐採されました。 余田臥龍梅の状態が悪くなっているため、柳井市教育委員会文化財室では、 樹勢回復事業に取り組んでいます。 |
平成15年度余田臥龍梅の環境整備(遊歩道と東屋整備) |
余田地区の大切な財産である臥龍梅を多くの方に知っていただき、 屋の整備が実施された。 ボランティアに参加した人達 が、ユンボや手作業による遊歩道の整地、 竹の根っ子を取る等の作業 を実施された。 まさ土をリレーで運び遊歩道の整備がなされた。ボランティアで 竹製の保護柵(ガードレール)を設置 し東屋の建設作業 も行われた。 田小児童が啓発看板を作製し、 竣工式に手づくり看板を披露した。 平成16年1月27日に竣工式 が行われた。 |
余田臥龍梅の場所 |
余田臥龍梅の配置図 |
余田臥龍梅の紹介 |
「柳井名木NO.74」
昭和8年4月13日指定 河添佳典家所有
赤子山の北山麓斜面に位置する。
記念物説明板