..
..
..
..
山口県光市室積牛島699
牛島の教念寺 の紹介
2008-2-28
牛島の教念寺紹介
室積港より南東へ8.4Km、面積約２平方キロメートルの小島
「牛島」に法林山教念寺はある。
明治四年、島民の熱望により田布施町麻郷からこの地に
移転された。現在は百名に満たない島も当時は漁業で栄
え、特に昭和２０年代には１０００人を数え、まさに島の栄枯盛
衰と共に歩んできた寺である。
法林寺の名の如く法の林となるべき山も今は竹林。かつて
参拝者で賑わった境内を往来するのは猫ばかり。住職を継
ぐが諸々の事情で今や兼職をせざるを得ない。島を憂い、
寺を憂い「今何かしなければ…..。」と島民住職皆思うが、
何も浮かばない動けない。
でも大丈夫。必ず良い考えは浮かぶ。必ず動きたくなる。
「牛島」が地図から消える時。そんな遠い未来ではないと言
う方もおられるが、みんなの熱い思いはそうではない。
今や新しい船でわずか20分で着く島。檀家の皆様方ばか
りでなく沢山の人が、風光明媚な牛島を目指し、当教念寺
にもお参りして下さる日を待ち望んでいる。
教念寺は急な坂の途中にあり海から出ないと撮影できない。
教念寺
上り坂
透かし彫り
教念寺正面 鐘楼
鐘 楼
教念寺からみえる漁港
下り坂
祝島教念寺の場所
牛島は室積港から南東へ8.4kmの海上に位置し、海岸の大部分は断崖絶壁で、
周囲12km、面積約1.96Km2の島。
人口は約100人で主な産業は漁業。
モクゲンジの自生地として日本で初めて確認された地でもある。
モクゲンジ群生地（県指定天然記念物）