下松市の閼伽井坊名誉住職である三池孝尚氏のお寺を
始めて訪問した。きれいに清められ清々しいお寺であった。
花岡八幡宮入口階段の左側にある小さなお寺である。
この寺は、和銅2年に宇佐八幡の分霊を祀った花岡八幡宮の
社坊九ヶ寺の内、現存する唯一の寺で、良長法印を中興として、
現住が第16代に当り、山号を華岳山、寺名を閼伽井坊といい、
真言宗御室派に属している。
花岡八幡宮社坊九か寺のうちでただ一つ現存するものである。
「閼伽」とは仏に供える清浄な水をいい、閼伽井とはこれを汲む
井戸のことで、かつてはここで八幡宮や社坊に供える水が汲ま
れたという。
[下松市ホームページによる]