山口県光市室積岩屋  岩屋古墳の紹介 2005-1-28 ..
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山口県光市室積岩屋
岩屋古墳の紹介
2005-1-28

岩屋古墳について
光市で知られている古墳の中では、その規模・又は原形を残している点から
最大級のものである。
今までの調査によると、古墳後期のものと推定されているが、史実的解明については、
謎の部分も多く残されている。専門的調査によって、この謎を解明することは、
当面の課題とのことである。
[室積探訪による]

光市指定文化財に指定<
  史跡岩屋古墳 昭和62年4月16日指定
岩屋古墳は千坊山塊南斜面の急崖の山階上の小丘上、標高薬40mに立地する円墳である。
造営木は紀元7世紀初頭(古墳時代終末期)と推定され、直径12〜13m、高さ約3m、
面積は1509uである。

本古墳の主体部は横穴式石室で西片袖型に類似した造営形式である。その全長は
7.9m儀道部1.84m玄室の奥行き6.18m、中央幅2.34で中央部の高さは2.66mある。
石材には現地周辺に産出する縞状変麻岩、花崗閃緑岩が使用されている。
この時期造営された石室としては非常に大きなものであるが、早くから
開口されたものらしく副葬品は現存しない。
被葬者については、地理的条件から、漁業海運関係の族長と推測される。
なを、石室崩壊防止のため措置を講じているが、現在光市内で古墳として
確認されているものの中で、原型を保っているものは他にはなく貴重なも
のである。

             平成2年4月1日 光市教育委員会

                           


岩屋古墳入口


岩屋古墳入口付近から象鼻ヶ岬が見える。


光市指定文化財に指定の説明標識                

    


岩屋古墳への道         入口


  岩屋古墳内部




 

                 







 
               

岩屋古墳の場所





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